「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
蓬の映画での結末
映画「グリッドマンユニバース」にガウマを再会は果たした蓬。
グリッドマンユニバースは言わずもがなグリッドマン達の迫力ある戦闘が見どころですが、
ガウマと再会し感極まる蓬のシーンは個人的に本作の一番の感動シーンだと思います。
また、インスタンスドミネーションにより怪獣を操り活躍。
「SSSS.DYNAZENON」メンバーの存在意義をきちんと示したことも本作における蓬の貢献と言えます。
解説
蓬とガウマの再会
「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」双方のメンバーの中でおそらく最もリア充の気質である蓬。
交友関係が広く、夢芽という彼女もいて、人間関係において共感力の高さが端々でうかがえます。
姉の死を語る夢芽や死期が近づいたガウマに涙を流すなど蓬は意外と泣くシーンが多く、(普段はさっぱりとした言動ですが実は)他者に感情移入しやすい気質の蓬。
映画「グリッドマンユニバース」でもガウマとの再会に最も感情的になっているのは蓬で、夜中にガウマと2人で話すシーンは本作の感動シーンの1つと言えます。
蓬の活躍
映画にて裕太がグリッドマンを見つける間、怪獣を操り一同を守った蓬。
世界のカオス化について裕太と蓬が一同より早く気づけたわけですが、蓬に怪獣使いの素質があった点も本作の伏線と言えるでしょう。
「ごめん、夢芽」と葛藤の下でインスタンスドミネーションを発動し、怪獣を操る蓬。
映画「グリッドマンユニバース」は裕太と六花の恋愛、演劇の脚本を書く形で裕太やグリッドマンを「友達」として支える内海など「SSSS.GRIDMAN」メンバーは比較的しっかり「物語上の役割」があります。
これに比べると(物語の舞台が裕太達の世界線でもあるので)やや影が薄い「SSSS.DYNAZENON」メンバー。
そのような中で蓬のインスタンスドミネーションは「SSSS.DYNAZENON」メンバーならではの活躍と言えます。
グリッドマンと合体(融合)する裕太と、怪獣を操れる蓬。
2作の主人公がそれぞれ自分にしかできないことでしっかり活躍した点は熱い展開と言えます。
「ごめん、夢芽」の解説
参考資料