アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレをやや含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
第24話「共犯」
呪術廻戦の第2クール最終回である第24話「共犯」。
釘崎と虎杖が「呪霊」を祓うのではなく、壊相と血塗を「殺した」という点でサブタイトルの「共犯」につながります。
壊相と血塗は呪霊と人間のハーフのような存在であり、虎杖は真人戦以来、釘崎は初めて人の命を殺めるに至ります。
あらすじ・名言・解説
脹相・壊相・血塗の絆
兄弟のため、兄弟が望むのであれば、私はそれに殉ずるのみ。
呪術廻戦 第24話「共犯」(GYAO!)より引用
母の記憶はなく、兄弟の絆を拠り所とする脹相・壊相・血塗。
俺達は、3人で1つだ。
呪術廻戦 第24話「共犯」(GYAO!)より引用
呪胎九相図の1番である脹相も初登場。
気付いた時には、術式を解いていた。
呪術廻戦 第24話「共犯」(GYAO!)より引用
苦しむ血塗の声。
弟を助けるため、壊相は虎杖と釘崎の術式を解除し全力で戦います。
釘崎、初の黒閃
釘崎の術式が存分に発揮される壊相・血塗との戦い。
特級相当である壊相・血塗との戦いの中、釘崎は初の黒閃を経験します。
虎杖も再び黒閃。
壊相・血塗の最後
血塗が葬られた際の壊相の表情と後の涙が、非常に切なくなる第24話。
呪胎九相図は加茂憲倫が生み出したものであり、壊相達自体は不運な生い立ちとも言えます。
虎杖達の戦闘も結局は真人達との関係であって本人達が率先したものではありません。
紳士的な言動から根は悪い人ではなさそうだった壊相。
悲しい結末です。
人の命を殺めた虎杖と釘崎の会話
虎杖「初めてなんじゃねえかと思って。
祓ったんじゃなくて、殺したの」釘崎「あんたは?」
虎杖「俺は前に1度、いや、あれを1度って言うのはズルか。
3人だ」釘崎「私よりあんたのほうが大丈夫じゃないでしょ。
私はぶっちゃけなんともない。
術師やってりゃこういうこともあるんでしょ。
伏黒じゃないけどさ、結局助けられる人間なんて限りがあんのよ。
私の人生の席っていうか、そこに座ってない人間に、私の心をどうこうされたくないのよね。
冷たい?
ま、あんたみたいに、自分で椅子持ってきて座ってる奴もいるけどねぇ。
フォローするわけじゃないけど、呪霊か呪詛師か気にしてる余裕なかったじゃん。
人間だとして、あのレベルのを長期間拘束する術はない。
わかってんでしょ?」虎杖「でも、あいつ泣いたんだよ。
目の前で弟が死んで」釘崎「そっか」
虎杖「俺は自分が、釘崎が助かって生きてて嬉しい。
ほっとしてる。
それでも、俺が殺した命の中に、涙はあったんだなって。
それだけ」釘崎「そっか。じゃあ、共犯ね。私達」
呪術廻戦 第24話「共犯」(GYAO!)より引用
非常に深い二人の会話。
五条と歌姫
真人達とつながっている高専のスパイを探す五条。
誰かに盗聴される可能性があるので、歌姫との会話は隠喩で話しています。
飲み会の話をしている二人ですが、
「飲み会の幹事」とは、真人達に情報を流している高専関係者を指していますね。
「幹事が見つからないため学生にも頼んでみる」という歌姫の表現はつまり、スパイが学生の可能性も視野に入れ調べてみるということですね。
冥冥を買収する五条
金次第で動きを変える良くも悪くも中立的な冥冥。
五条は冥冥の口座にお金を振り込み、冥冥を自分の側につけます。
冥冥の口座には2億円ほど記帳されており、さすが五条に守銭奴と言われるだけのことはあります。
一方で、そんな冥冥に五条も一千万円ほど振り込んでおり、なかなかの懐具合。
一級推薦
そして東堂と冥冥が虎杖・伏黒・釘崎・真希・パンダを一級に推薦します。
真希とパンダは交流会での活躍からの判断ですね。
冥冥も交流会時に真希を評価していましたし、パンダも準一級のメカ丸に勝利しています。
虎杖・伏黒・釘崎については、今回の八十八橋での活躍が大きかったのでしょう。
特級相当の壊相・血塗を倒し、その噂が高専に広がっています。
ちなみに狗巻が推薦を受けていないのはすでに準一級だからですね。
本当の一級になるには準一級からさらに成果をあげないといけません。
そのため東堂と冥冥の推薦が実際に通れば、虎杖・伏黒・釘崎・真希・パンダはまず準一級になるのではと考えられます。
補足記事
参考資料