アニメ「ゾイドワイルド戦記」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
バーニングライガーとライガーゼロの比較
コアドライブシステムに対応したゾイドであるバーニングライガー。
ゾイドワイルドシリーズで初のコックピットがキット化され、デザインも相まってより旧来のゾイドを彷彿とさせます。
帝国製のライガーであり、武装を戦況に応じて換装するスタイルが、旧シリーズのライガーゼロを思い出させます。
特にブースターを装備したバーニングライガーは、まさにライガーゼロイエーガーですね。
バーニングライガーとライガーゼロを比較していきます。
解説
ライガーゼロの解説
シールドライガー、ブレードライガーに続き、アニメで主人公のライガーとしての役割の担ったライガーゼロ。
その立ち位置と原点回帰したようなシンプルな外観が、当時は次世代のライガーとして人気を博しました。
CAS(チェンジング・アーマー・システム)という武装を大幅に換装する仕様に対応しており、機体にバリエーションがあるのも特徴です。
またメタ的にはなりますが、
ゾイドの換装バリエーションやこういったシステムは玩具としてはやや企画倒れする傾向があります。
例えば背部パーツの拡張性を持たせていたストームソーダーが意外と換装パーツが販売されなかったり。
そのような中で、ライガーゼロのCASは4種類以上のバリエーションがありいずれもキット化され、しっかり機体コンセプトを達成したゾイドでもあります。
またアニメでは設定が異なりますが、
誌面展開によるゾイドバトルストーリーにおいては、ライガーゼロは元々帝国軍が開発したという設定になっています。
これを共和国が潜入・奪取するかたちで共和国のライガーとなります。
バーニングライガーの解説
上記のような帝国製の換装装備があるゾイドということで、旧来のファンからするとライガーゼロとバーニングライガーは重なるものがあります。
しかしながらバーニングライガーのCDS(コアドライブシステム)は一部の武装換装ですので、装甲ごと大々的に換装するライガーゼロのCASとは異なります。
そのためCDSの外観は従来の普通のゾイドの武装換装に近いものがあります。
CDSおよびバーニングライガーの特徴は、コアのエネルギーを武器の動力源にするという「設定」と、キットで実際にモーターと連動して武器が動く「ギミック」であると考えます。
これはライガーゼロにはない特徴であり、ゾイドの歴史におけるバーニングライガーの功績であると思います。