「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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ファイナルステージのアディオダンツァ
2か月間の出場停止期間を終えたロッソストラーダは、新しいアディオダンツァを装備しファイナルステージに挑みます。
新しいアディオダンツァは、ディオスパーダ同士を接触させ衝撃波を貫通、相手のマシンを間接的に攻撃することができます。
第47話で登場し、エッジのマシンを損傷させます。
解説と考察
通常のアディオダンツァとの比較
新しいアディオダンツァは第47話でしか登場せず、あまり詳しく描写はされません。
しかしエッジのバックブレーダーの損傷具合から、以前のアディオダンツァと比べると威力が落ちている印象を受けます。
またディオスパーダ同士の接触が必要な点から発動に手間がかかるようになっています。
このように、新しいアディオダンツァは以前より使い勝手が悪くなっている様子がうかがえます。
オフィシャルが止められないアディオダンツァ
車検制度やアディオダンツァに対する監視体制など、視聴者目線で見ると何かとツッコミどころが多いオフィシャル(FIMA)。
子供向けアニメゆえのご都合主義とも言えますが、もう少し好意的に作品を解釈すると、
世界グランプリにおいて「マシンの走行性能」と「悪質な走路妨害」の線引きは難しく、オフィシャルも日々ルールを試行錯誤しているのではと考えられます。
例えばBSゼブラの空気の刃は悪路を切り開くための装備ですが、当然ながら相手を攻撃する装備にもなり得ます。
しかしそういった規制を厳しくしていくと、乱気流を発生させるバックブレーダーの走法やビートマグナムのマグナムダイナマイトも禁止行為にあたると言えます。
このように悪質な走路妨害の定義は意外と難しいと考えられます。
ディオスパーダの衝撃波についても同様でしょう。
仮にディオスパーダが衝撃波を発生させる機構を持っているとオフィシャルがわかっていたとしても、その衝撃波が例えばリアステアリング機能の切れをよくするための加速装置だと言われれば禁止は難しいでしょう。
このようにいくらでも言いようはあるため、ディオスパーダのアディオダンツァは意外と厄介であると言えます。
衝撃波を突き抜けさせる
以前のアディオダンツァはバックブレーダーの緩衝材により跳ね返されてしまいました。
新しいアディオダンツァがこの緩衝材に対してどう作用するのか明言されていないものの、ジュリオ達が躊躇なく攻撃している点から旧来のアディオダンツァ対抗策を克服している可能性があります。
またジュリオの「他人のマシンを直接攻撃していない」というセリフ、Jの振り子の解説から本当に衝撃波を突き抜けさせていると考えられます。
つまりぶつかったほうのディオスパーダがスイッチとなりぶつかられた方のディオスパーダが衝撃波を発生させているのではなく、ぶつかったほうのディオスパーダが衝撃波を発生させそれを突き抜けさせているということです。
アディオダンツァの解説
登場回
補足記事