「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
シャークシステムとは?
シャークシステムとはマシンの周りにサメのような空気の鎧を作り出す、土方レイが開発した能動的な空力システムです。
WGP編第43話で登場し、プロトセイバーEVOに搭載されます。
その攻撃性からJによってすぐに使用は止められるものの、後のハイパードルフィンシステム誕生のきっかけとなります。
解説
シャークエフェクト
ドルフィンシステムが、
マシンの空力特性を受動的に制御しているのに対し、このシャークシステムは、
マシンの周りに理想的な空気の鎧を作り出すんだ。アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 第四十三話「邪悪な走行!EVOが変わる時」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
シャークシステムはマシンの周りに空気の鎧である「シャークエフェクト」を作り出します。
これによってマシンは横風や向かい風、他のマシンが発生させる乱気流などの影響を受けない理想的な空気抵抗を作り出します。
またシャークエフェクトは非常に強固で、ビークスパイダーの空気の刃でマシンを覆ったような状態になっています。
このためシャークエフェクトに触れた他のマシンは弾き飛ばされたり切り裂かれたりします。
レイとシャークシステム
シャークシステムはレイの思想をより色濃く反映したシステムと言えます。
グレートジャパンカップの際にレイはわざと減速し他マシンを破壊する行為が見られました。
しかしこれはルキノのようにマシンを壊すことを楽しむ・気に食わないマシンを壊すといった感情とはまた異なった印象を受けます。
レイは弱者を一掃した上で勝利する「無双状態の勝利」を望む傾向があります。
しかしながら、レイスティンガーの針のように、従来のバトルマシンは相手のマシンに追いつける・追い抜けるスピードがある状態でバトルを仕掛けるという「寄り道」をしないといけませんでした。
これは少なからずレースの勝利と矛盾する行為です。
これに対してシャークシステムは、マシンを速くすることと相手マシンを一掃することを両立したシステムと言えます。
本編
補足記事